FIREを達成した方のお話を聞くと、
社畜状態から抜けたいというFIREを目指す強いモチベーションを持っていた人が多いように思います。
こんな会社だけの人生をこれ以上続けられないとか、
上司から顎で使われるような環境から抜け出したいとか、
そのような、負の感情ではあるけれども壮大なエネルギーを利用して、
FIREに向かった人が多いように思われます。
FIREを目指した人は総じて何事も全力の真面目な人が多いような気がします。
そこで、我が身を振り返ると、私とはFIREへ向かうモチベーションが違うなぁと言う気がしました。
では、私のFIREしたいと言うモチベーションはなんだろう?
今は過去最高で仕事の環境が良いです。
(私も過去にはモラハラ、マタハラ、パワハラ、セクハラなどハラがつくものはいろいろ受けてきました。)
仕事の環境が良くてもFIREしたいと思うのは、きっと経済的に安心したいというモチベーションなんだろうなと思う。
将来を思って、不安を1つでも減らしたい。
お金の事ばかりを心配して、人生を楽しみ切れないのは嫌だ。
そんな思いから来てるんじゃないかなと思います。
んで、どうやら数年とかすぐにはFIREは達成できそうにない今、
自分がやれることはライフプラン表を作成することじゃないかなと思いました。
え?ライフプラン表?
あの面倒なやつ?
そこに行きつく?
役に立つの?
そうそうあの面倒なやつ。
私も役に立つの?って昔はそう思っていました。
将来なんてわからないじゃない?
昔のライフプラン表なんて、それこそ年収は定期的に上昇するという前提で作り方が解説されていて、デフレで給料が変わらない今の日本の現状に全然合ってないなぁとも感じていました。
また、予定なんて計画通りに行かないじゃないとも思っていました。車をきっちり5年ごとに買い換えるかもわからないし(衝撃的な出会いがあり、衝動買いをしてしまうかもしれません。)
子供が無事に就職してお金を稼いでくれるようになるとも限らない。浪人して予定外の学生延長するかもしれないし、自立せず、ずっと家に居続けて、生活費が下がらない可能性もある。
でも、そんな事はいいんです。
ざっくりの計画がわかって、
どこに問題があるかがわかること、
何年後に最もお金でピンチになる年があるかを知ること、
どこを抑えればおおよそオッケーな安心した暮らしができるかを知ること
それが大事なんです。
ライフプランって作るの本当に大変なんだよね。
先日私も作ってみましたが、それはそれは大変だし、めんどくさいし、
そんなわからないよーっていう項目は、収入は少なめに、支出は多めにざくっと入力しました。
それで、よかった事は、やっぱり安心が得られたということ。
例えば「20〇〇年に思い切って海外旅行で多めにお金を使う事は全然悪くない。なぜなら、その後こんだけお金が貯まるから。」とか可視化できたことが非常に良かったです。
また、「このくらいの費用内に収めれば、余剰資金ができるので、それを投資に回せば数年後、これだけのお金になるということがわかった。」というのも非常に良かった。
FIREで得たいと思っていた計算的な安心感と言うものがこのライフプラン表で得られたような気がします。