最近1番多い質問がこれである。
結局、オルカン(全世界株式)がいいの?それともS&P500がいいの?
どちらも一定層の支持者がいて決着が着く様子がない。
これってもしかして賃貸か持ち家かの決着が決まらない論争と似ているのではないか?
賃貸か持ち家が論争は決着がつきそうにない。
インフルエンサーは賃貸が良いと言っている人が多いけれども、
だからといって持ち家を買う人はいなくならない。
インフルエンサーとは違う視点でニーズがあるのである。
賃貸にするべきか、持ち家にするべきかは、ケースバイケースでその人の状況によるし、何をもって幸福と感じるかによるので、
一般的な答えが出せないのではないか?
ちなみに、私はインフルエンサーが、今後何が起こるか分からないので、身軽にしておくためには賃貸で住んで、状況によって住み替えをいしていった方が良いというのはわかる。
けれども、うちはファミリーだからファミリーの目線で、賃貸の家を探してみると、全然選択肢がないのである。
子供がいるのだから、システムキッチンできちんと家族分のご飯を作りたいと思うし(古めかしい家は賃貸に出ていたりするけれど、ファミリー向けの今時の家はほとんど賃貸市場に出ていない。古さを見る際、キッチンを基準にしています。)、
いずれは子供部屋も必要だし、自分も旦那もテレワークをしているということを考えると、それなりの面積が必要で3 LDK以上の賃貸になると都心部だと月20万円以上してしまう。
賃貸に20万円以上払うのであれば、やっぱり住宅ローンを組んで月々10万円ちょっとに収めたほうが毎月の支出が少なくて済むと考えてしまう。
目先の数字なことは分かっているのだけれど。
固定資産税や修繕費などを含めるとトータルの出費はあまり変わらないらしい。
不動産は資産ではなくて負債だと言われる。
ローンが終わった30年後には無価値なものだとも言われる。
確かに30年後どころか10年ごとに家のメンテナンスは必要だ。
自分の場合は、住宅ローンを払い終えて、今はすごく身軽だ。
「こんな低金利の時代に現金を運用しないで、そのままローンの返済に当てるなんて(真水を注入するなんてと表現された。)正気の沙汰じゃない。」と言われたこともある。
確かに、ローンの返済分の金額を、その当時から運用していたら、相当な額になっていたかもしれない。
けれど、今ローンがなくなって非常に気分が良い。心おきなく家賃分を投資に充てるられている。
これは理性ではなく、気分の問題なのだ。
高配当株の人気はずっと衰えない。
配当金を配当金としてもらうより再投資した方が貯蓄額は増えると言う事は誰だってわかるけれども、やっぱり目の前の配当金の魅力にはかなわない。
結局人は頭だけでは動かない。
話がめちゃめちゃそれてしまった。
オルカンとS&P 500の話に戻すけれども、
結局自分は何がどうなったら喜びを得られるのか、そこに素直になる必要があると思う。
人が言ってたから、オルカンに投資してみた。
人が言ってたから、S&P500に投資してみた。
だと、別の人が他の物を勧めた時に、心が揺らいでしまう。
なので、自分には何が合うのか自分で判断する必要がある。
オルカンのメリットは、
✅世界は成長しているという前提に立った資本主義の仕組みの中なので、
株価は今後もゆっくり右肩上がりと期待されている。
✅全世界が組み入れられているので、たとえアメリカ一強の時代が終わったとしても、中身の銘柄が自動で組み変えられる。
✅中国の時代が終わり、これからはインドだと言う人がいるけれども、インドが盛り上がった場合、インドの株式も入ってくることになる。なので取りこぼしがない。
これに対して、
S&P 500のメリットは、
✅アメリカにフルベッドしていて、オルカよりも利回りが良い。
オルカンとS&P 500の中で悩む人と言うのは、
リスクを最小限に抑えたいけれども、やっぱりS&P500の成長性は捨てがたいと思っている人だろう。
もっと利益が欲しい。でもやっぱり怖い。この自分の気持ちとどこで折り合いをつけるか。
これは人に決めてもらうのではなく、やっぱり自分と向き合う必要があると思う。
ちなみに私はどちらも持っている(笑)
そして、これら2つよりも、はるかに多く持っているのがナスダック100である。
世界を今後も牽引していくのはやはりテクノロジーだと思っているからである。
浮き沈みが激しいと言うのは認識した上で、あえてリスクも取るつもりでナスダック100を選んでいる。
でも、FANG+(テクノロジーに絞った上位約10銘柄のインデックス)までは手を出していない。
FANG+は今後も強いかもしれないが、今は小さいけれどFANG+のようにこれから成長する企業を応援したい。そんな希望も含めて自分は投資をしているから。
ナスダック100を勧めているわけじゃないんだけれど(笑)
自分が目指すもの、自分が許容できるリスク
それらを自分で決定していくのがいいと思うな!
(投資の本を読むときはリアル本とKindleとAudibleを併用しているよ!)